ゴッドレス －神の消えた町－の評価と感想

5点

何となく全編にただよう寂寥とする孤独感がいい

2020年9月17日 | コメちゃん

最初は多分30人の悪人が街を襲って女性が戦うんだろうなと予感させる。もしこれが110分の映画だったらまあ七人の侍の焼き直しかなと思っただろう。それが7話になることで主人公たちの背景と精神的苦悩がよく描かれて違う印象になった。ただし、随所に影響は見られる。最後の戦闘に守る側の工夫がないところがちょっとだけど。美しい自然描写と全編に流れる主人公たちの孤独感がいい。

神は居ないのかと言うような残酷なことが現実に起こり、モルモン教徒やフランクの様に神を信じているのに残酷なことを平気で行う二面性がある。神は居ないというタイトルの意味だろう。少数民族は添え物ではなく要所要所に出てくる。久しぶりに面白いドラマを見た。

2点

展開がおっそい

2022年11月4日 | no name

時代劇、しかも白黒の時代のやつが好きな人向けかな

1話目の初手から人のグロ死体ポロポロ出てくるので苦手な人は注意。

暗くて写真かと思うほど動きの少ない画面を40分がんばって眺めてやっとこのドラマの本筋が見えてくるって感じです。

同じ地味な画面でもウォーキングデッドくらいテンポがよければ楽しいのですがそれは期待できないでしょう。

見せ場のドンパチもほとんどなく、感情移入できるほど登場人物についても明かされず…。

1話目の途中であまりにもしんどくて感想に逃げてきた次第です。逆にこの内容をよくここまで薄くのばせたな、と思います。