日本史を紹介するものとして適切とは思えない。
当時の時代背景が安直すぎる。
ヨーロッパ的思考を一度外していただきたい。大河とか一度でも見た?
・人質として来ていた竹千代(後の家康)
・お市の方の存在
・当時の延暦寺の廃退
・京へ向かうこととなった経緯
・斎藤道三と斎藤義龍と濃姫と関係性
・浅井家との関係と浅井朝倉同盟
・室町幕府の存在
これらをすっ飛ばすことで、信長の残忍さを強調している。
ちなみに、一向一揆が起こったのは、信長に対してではなく、その領主に対する一向一揆の意味合いが強く、戦国大名がそれぞれ抱える悩みのタネであった。
比叡山延暦寺が燃やされ、仏教徒が立ち上がったのは、それが最澄が開いた日本の仏教における原点とも言える場所だった(厳密には違うが)からである。浄土宗、浄土真宗、日蓮宗等々、この寺院から分派していった。
逆に空海が開いた真言宗は、この時代特に記載が残されていない。
また、「信長の立場になって考えて見てください」とのことだったが、まず狙われるのは日常で、それに備える家臣も優秀揃い。むしろ家臣たちを信用し身の安全はしていなかったと思う。
もろもろ言いたいことが足りないが、結局誰かの非道さを強調して、誰かを立てようとする欧米スタイルな考え方は、こちらの考え方に対するリスペクトが足りないと感じてしまう。
織田信長の残虐性と先進性を描いており、映像もスタイリッシュなのである一定のリスペクトを感じます。こっちを観たら最近の某大河ドラマははっきり言ってお遊戯会かと思います。
ただ、ドキュメンタリー風にしてる事でマイナス1です。あくまでも外国人が描く戦国時代であり、奇妙、憧れ、理解不足、妄想がごちゃごちゃになった”ドラマ”です。これはこれで新鮮ですし、麒麟が来る(特に後半)にガッカリした人は是非。
争いが絶えないのも納得できる
情けない作品
信長が初めて足軽を使い始めたとか
武士は籠城か平地での野戦がほとんどなので桶狭間のような奇襲攻撃は前代未聞の出来事であったと言ってます。
海外の専門家のような人たちが次々とコメントするのですが、内容が無く事実にも反しているので勉強不足であると思いました。
面白さ自体はあるので作品の点数とした2点くらいとしたいのですが、
評価基準が1とてもつまらない 2つまらないって書いてるので 3にしておきました
映像は雰囲気があり見応えありとも言えるが、いかにも西洋人が考える日本や日本人の描写であり、これもあまり楽しめない。
架空の物語としてならまだしも、ドキュメント仕立ての歴史物なのにこの内容では罪が大きい。